スマホに突然「+1(622)184-0455」という見慣れない番号から電話が…
「誰?」「海外から?」「怖い…」と不安になりますよね。
結論から言うと、この番号は詐欺・スパム目的の可能性が極めて高いです。
出たり、折り返したりすると、高額請求や個人情報の流出につながるケースもあります。
本記事では、
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この番号の正体
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実際の報告事例
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安全な対処法と防止策
をわかりやすく解説します。
「+1(622)184-0455」はアメリカ・カナダの国番号を偽装している可能性大
「+1」は、アメリカやカナダなどの北米地域の国番号です。
しかし、実際の北米には「622」から始まる一般的な市外局番は存在しません。
つまり、
この番号は海外番号を装っている“偽装番号”の可能性が非常に高いのです。
近年、日本では「+1」「+44(イギリス)」「+63(フィリピン)」などの国番号を悪用した
迷惑電話・詐欺電話の急増が報告されています。
中でも「622」のような不自然なコードは、自動発信プログラム(ボット)によるスパムであることが多いです。
実際に報告されている被害・口コミ事例
このような種類の電話番号において、SNSや口コミサイトでは、以下のような報告が寄せられています。
「1コールで切られた。折り返さなくてよかった」
「出たら無言で、数秒後に切れた」
「英語の自動音声が流れた。内容は不明」
「アマゾンのサポートを名乗って個人情報を聞かれた」
これらはすべて、典型的な詐欺・スパム電話の特徴に一致します。
とくに「アマゾン」「マイクロソフト」などを装う手口はサポート詐欺として有名です。
詐欺電話によくある3つの手口
| 手口 | 内容 | 被害例 |
|---|---|---|
| ワン切り詐欺 | 1コールで切り、折り返しを誘う | 国際通話料で高額請求 |
| サポート詐欺 | 「端末がウイルス感染」などと偽る | クレカ情報や遠隔操作被害 |
| 自動音声詐欺 | 英語の音声で不安をあおる | 個人情報入力サイトへ誘導 |
詐欺電話は、「不安をあおり、行動を誘導する」のが特徴です。
冷静に無視・通報することが、最も安全な対応です。
もし出てしまった・折り返してしまった場合の対処法
① すぐに通話を終了する
相手が名乗っていても、個人情報を一切話さないでください。
英語や機械音声の場合は即切断を。
② 電話番号をブロック登録する
スマホの設定で番号を長押しし、「ブロック」または「迷惑電話に登録」を選択。
同様の番号からの着信を防げます。
③ キャリアに相談する
docomo・au・SoftBankのサポートセンターでは「迷惑電話相談窓口」を用意しています。
不安な場合や請求がある場合は早めに確認を。
④ 警察の「#9110」へ相談
「#9110」は警察の相談ダイヤルです。詐欺電話・スパム報告を受け付けています。
今後、同じような電話を防ぐための対策
1. 迷惑電話対策アプリを導入する
代表的なアプリには以下があります。
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Whoscall:世界中のスパム番号をデータベース化
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電話帳ナビ:日本国内の迷惑電話データが豊富
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Truecaller:国際詐欺番号に強い
いずれも無料で使え、着信時に「危険番号」と警告してくれます。
2. スマホの国際電話発信制限を設定する
設定で「海外発信を制限」しておけば、万が一折り返してしまうリスクを防げます。
3. 知らない番号には出ない習慣をつける
迷惑電話は「出る」ことで“使われている番号”と判断され、
再びスパム対象に登録される場合があります。
知らない番号=出ない・折り返さないが鉄則です。
なぜ詐欺グループは「海外番号」を使うのか?
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日本の警察の管轄外で追跡が難しい
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国際通話料金で利益を得るケースがある
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IP電話(VoIP)で番号偽装が容易
特に最近は、AIを使った自動発信システムが使われており、
実際の発信元を特定するのが困難になっています。
まとめ:+1(622)184-0455は出ずにブロックが最善策!
✅ 「+1(622)」は実在しない北米地域番号
✅ 出る・折り返すことで詐欺・高額請求の恐れ
✅ 迷惑電話対策アプリの導入で再発防止
✅ 不安なときは警察(#9110)・キャリアに相談
知らない海外番号からの電話には、一切応答しないことが最大の防御策です。
「+1(622)184-0455」からの電話があったら、すぐにブロック・削除・通報を行いましょう。

