「楽天市場で韓国からの不正ログイン通知が届いた」「身に覚えのない楽券が購入されていた」——そんなトラブルが実際に急増しています。
電子ギフト券の不正購入は返金が難しいケースが多く、対応のスピードが何より重要です。
本記事では、韓国から不正アクセスされた場合の具体的な対処法や、返金・補償の可能性についてわかりやすく解説します。
楽天市場で不正ログインされた!まず最初に確認すべきこと
楽天アカウントに「海外(特に韓国)からのアクセス履歴」があった場合、まずは以下の3点を確認してください。
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購入履歴に見覚えのない商品がないか
→特に「楽券ショップ」「コンビニギフト」「Google Playカード」などは不正購入の標的になりやすいです。 -
支払いに使われたカード情報
→複数カードを登録している場合、どのカードで決済されたかをチェックします。 -
カード会社の決済履歴
→「決済履歴がまだない」と言われても、仮決済中・承認待ちのケースもあるため、数日後も確認しましょう。
電子ギフト券(楽券など)は返金できるのか?
残念ながら、電子ギフト券は一度発行されると返金が難しいのが実情です。
理由は、コードが発行された時点で「購入完了扱い」となり、システム上の再発行や停止ができないためです。
ただし、未使用の状態であれば補償対象になる場合があります。
そのため、購入履歴で「発行済み」「利用済み」などの表示を必ず確認しましょう。
今すぐ行うべき不正利用への対処法
もし「不正購入された」「カード会社では決済履歴がない」といった状態なら、次のステップをすぐに実行してください。
① 楽天市場の不正アクセス専用窓口へ連絡
楽天には、不正ログイン・不正購入を専門に調査する部署があります。
公式サイトの「楽天市場 不正アクセス 問い合わせフォーム」から、
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不正購入日時
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購入商品(例:楽券○○円分)
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アクセス元(韓国など)
を明記して報告しましょう。
② 楽券(電子ギフト券)運営側へ未使用連絡
発行されたギフト券がまだ利用されていない場合、利用停止・無効化を依頼できる可能性があります。
楽天のサポート経由で「未使用の楽券を止めたい」と相談してください。
③ カード会社へ正式な「不正利用調査」を依頼
カード明細に決済が反映されていなくても、後から請求されるケースがあります。
必ず「不正利用の疑い」として調査依頼を出しましょう。
パスワード変更・二段階認証は必須!
不正アクセスを受けた後は、以下のセキュリティ対策を必ず行ってください。
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楽天IDのパスワードを強力なものに変更(英数字+記号+大文字)
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楽天アカウントに二段階認証を設定
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登録メールアドレスも別のものに変更
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他サイトで同じパスワードを使っていた場合はすべて変更
また、カード停止や番号変更を行った後も、1〜2か月間は明細を毎日確認しておくことが重要です。
被害を最小限に抑えるための注意点
不正ログインは、単なる「楽天の問題」ではなく、メール流出・フィッシング詐欺・パスワードの使い回しが原因のこともあります。
今後被害を防ぐためには、
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不審なメールやSMSのURLを開かない
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楽天を装うメールが届いたら、必ず公式サイトから直接ログインして確認
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セキュリティソフトを導入しておく
といった基本対策を徹底しましょう。
まとめ:未使用なら早急に連絡を!返金の可能性もゼロではない
韓国からの不正ログインによる「楽券購入」は非常に悪質なケースですが、
未使用の状態で早めに報告すれば、補償される可能性もあります。
【やるべきことまとめ】
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楽天市場の不正アクセス専用窓口へ即報告
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楽券側へ利用停止を依頼
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カード会社へ正式な調査依頼
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ID・パスワード・メールアドレスをすべて変更
被害を最小限にするためには、スピードが命です。

