迷惑メールを拒否設定しているのに、「拒否したはずのメールアドレスから再び届く」というトラブルは非常に多くの方が経験しています。
実はこれ、設定ミスではなく メールの仕組みを悪用した送信方法 によって起きている可能性が高いのです。
■ なぜ拒否したアドレスと“同じ表示”なのに届くのか?
メールには「表示されている差出人アドレス(From)」と「実際の送信元のアドレス」が存在します。
そして迷惑メール送信者は、From欄を本物のアドレスに“偽装”して送ることができます。
🔽 流れをわかりやすくすると…
📌 つまり「表示が同じ=同じアドレス」ではないんです。
見た目はアドレスAでも、内部ではアドレスBとして認識されているため拒否設定をすり抜けてしまいます。
■ 「@マークがないアドレスはアドレスとして認識されない」問題について
差出人に@マークが無い場合、メールアドレスとして認識されず拒否設定が効かない
ということがあります。
例えば…
| 表示 | 実際のシステム認識 |
|---|---|
| support@sample.jp | support@sample.jp(アドレスとして認識) |
| ■ support.sample.jp(@なし) | アドレスとして認識されない → 拒否設定に追加しても無効 |
色が付いたり記号が含まれたりしている場合も同様です。
このテクニックも迷惑メール業者がよく使う方法です。
■ 同じ相手から何度も届く原因まとめ
| 原因 | 説明 |
|---|---|
| From偽装 | 表示を偽装し「別の送信元」で送られている |
| @なし表記 | メールアドレスとして判定されないため拒否無効 |
| 複数ドメイン利用 | 1つのアドレスを拒否しても別ドメインから送り続ける |
| ランダム生成 | 送信者アドレスを毎回ランダム生成している |
つまり、普通の拒否設定では防ぎきれない仕様になっているわけです。
■ 《重要》効果的な対策(失敗しないブロック方法)
✔ ドメイン(@以降)ごと拒否する
例)@sample.jp
これなら sample.jp のアドレスをすべてブロックできます。
✔ 受信許可方式に切り替える(ホワイトリスト方式)
→ 指定アドレス以外は受信しない設定。最も確実。
✔ 迷惑メールフィルタを「強」にする
→ キャリア・メールアプリの管理画面から変更できます。
✔ 本文内の特定ワードでブロック
→ 「荷物」「支払い」「アカウント」などキーワードで拒否できる場合もあり。
■ それでも止まらない場合は?
迷惑メールは年々高度化しており、個人で完全に防ぎ切るのが難しくなっているのが現状です。
そのため、以下の状態であれば切り替えを検討してもよいでしょう。
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キャリアメールのみを使っている
-
同じ広告文面・請求系メッセージが大量に届く
-
迷惑メール対策をしても止まらない
➡ Gmailは迷惑メール判定技術が非常に優秀で、迷惑メールがほぼ届かないことで有名です。
受信用としてGmailを設定し、キャリアメールは通知だけ受け取る方法も広く使われています。
■ まとめ
🔻今回の現象の本質
「拒否したアドレスから届く」のではなく
「同じアドレスに見せかけた別アドレスから届いている」
メールは 表示された文字列 = 実際の送信アドレス ではありません。
その構造を悪用すれば拒否設定をすり抜けることが可能です。
★ 最後に
拒否しても届いてしまうと「設定が間違っているのかな…?」と不安になりがちですが、
あなたの設定ミスではありませんので安心してください。
迷惑メール送信側が“巧妙に仕組みをすり抜けている”だけです。
今後は、
✨ 「アドレス単体ではなく、ドメインごと」
✨ もしくは「受信許可方式」
このどちらかを選べば、より安全にブロックできます。
