【三井住友カード】ご利用確認のお願い：はフィッシング詐欺メールその2

以前、「【三井住友カード】ご利用確認のお願い」というメールがフィッシング詐欺の可能性が高いとお伝えしました。

最近、この件名のメールで本文と誘導先のURLを変えたバージョンが届くようになりましたので、また注意喚起します。

「【三井住友カード】ご利用確認のお願い」というタイトルのメッセージが届いた場合、これが三井住友カードの名前を無断で利用する詐欺目的の可能性があるため、警戒が必要です。

このメッセージは、受信者をだますことを意図しており、リンクをクリックさせるよう設計されています。したがって、リンクを開かず、警戒することが重要です。

本文書では、「【三井住友カード】ご利用確認のお願い」と題されたメッセージが疑われる理由とその特徴を詳細に説明しています。

このタイプのメッセージを受け取って不安に思う場合、不安を少しでも和らげる情報を提供します。

【三井住友カード】ご利用確認のお願い：の懸念点

受信者の名前が特定されていない点

メッセージの内容を調査すると、受信者が一般的な呼称で呼ばれていることがわかります。メッセージには「不正利用の可能性があるため、カードの利用を一部制限しました。ご本人さまの利用であるかを回答ください。」という言葉が含まれています。

通常、このような確認は特定の個人に対して行われますが、詐欺師は受信者の個人情報を持たず、メールアドレスを基に行動を起こすため、具体的な名前を記述することができません。

このため、彼らは個人を明確に特定する言葉を避け、「ご本人さま」という一般的な呼びかけを使って連絡を試みます。

URLの正当性を確認する方法

受け取った電子メールには、「ご利用確認はこちら」というリンクが含まれており、外見上は三井住友カードの公式サイトへのリンクのように見えます。

しかし、実際には「https://www.multicarusa.com/guismbc」というURLへリダイレクトされることになります。このURLは、三井住友カードの公式ドメイン「https://www.smbc-card.com/」とは異なるものです。

電子メールを開いてリンクにマウスを合わせると、ブラウザの左下に表示される実際のURLを確認できます。この方法を利用することで、リンクをクリックする前にその安全性を検証することができます。

安全な方法でリンクの正当性を確認する

疑わしい三井住友カードのメールを受け取った場合、メール内のリンクを直接クリックするのではなく、信頼できる公式アプリやウェブサイトを通じて自分のアカウントの状況を確認することをお勧めします。

コンピュータを使用してアカウントにアクセスする際には、安全なリンクや事前に設定したブックマークを使用することが望ましいです。

受信したメールが本物の通知である場合、その内容は公式アカウントページにも表示されるはずです。焦らず、適切な手段で情報を検証してください。

カード情報や個人情報が怪しいサイトに入力されたときの対策

万が一、詐欺サイトにカード情報や個人データを入力してしまった場合は、直ちにカードの発行元へ連絡することが重要です。発行元は速やかに問題に対処してくれるでしょう。

クレジットカードの裏面に署名がない場合、不正利用時の補償が難しくなることがあるため、署名欄を埋めておくことが推奨されます。

住所や氏名、電話番号などの個人情報を入力してしまった場合の対応は限られますが、漏洩した情報に基づく不審な連絡やスパムには警戒が必要です。

カードの使用を一時的に停止し、可能な限り損害を抑制することが可能です。

詐欺を見破った後、カード情報を提供してしまったことに気づいた場合、速やかにカード発行会社への報告が必要です。

【三井住友カード】ご利用確認のお願い：の内容と解析

件名：【三井住友カード】ご利用確認のお願い

本文：

不正利用の可能性があるため、
カードの利用を一部制限しました。
ご本人さまの利用であるかを回答ください。
▼利用内容確認の回答はこちら（所要時間：2分）
詳細については、以下のリンクをご覧いただき、登録情報の確認をお願い申し上げます。

ご利用確認はこちら

もし確認いただけない場合、事前にご了承いただけますようお願い申し上げます。
ご不便とご心配をおかけして申し訳ございません。
※ このメールは、取引受信メールアドレスの通知のためのものであり、再送要請は受け付けておりません。

本メールに関する一切の記事の無断転載および再配布を禁じます。
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