Windows11の大型アップデートは毎回注目されますが、24H2から25H2へのアップデートについても、「まだ様子を見るべきか?」と悩むユーザーが多い状況です。特に大型アップデート直後は不具合が発生しやすいため、タイミングを誤らないことが重要です。
この記事では、25H2で報告されている不具合や、アップデートを控えるべきケース、そしてすでに25H2へ更新した私の環境での実体験も交えて解説します。
25H2で報告されている主な不具合
25H2では、現時点で次のような不具合報告がユーザーから挙がっています。
大型アップデート特有の初期トラブルと言える内容が多く、いずれも今後の累積アップデートで改善される見込みがあります。
主な報告例
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一部アプリが起動しない、または動作が重くなる
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音声デバイスの認識が不安定になる
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プリンターが動作しない、印刷に失敗する
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エクスプローラーが重くなる、固まる
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古いドライバーとの相性問題(特にGPU・周辺機器)
とくにドライバーが古いままのユーザー環境では不具合が起きやすく、メーカーが25H2に正式対応していないデバイスではエラーが出るケースも見られます。
私の環境では「25H2で不具合なし」
すでに私のPCは 25H2へアップデート済み ですが、現状では特に大きな不具合は発生していません。
エクスプローラー操作、ブラウザ、主要アプリ(Office系、画像編集、動画、オンラインサービス)なども問題なく動作しており、アップデート直後から安定して使用できています。
同じ25H2でも、不具合が出るかどうかは
・PCメーカー
・ドライバーの更新状況
・インストールしているアプリ
・過去アップデートの状態
などで大きく変わるため、環境依存が強い アップデートである印象です。
25H2アップデートを「すぐに入れない方が良い」人
以下に当てはまる場合は、アップデートを少し待つほうが安全です。
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仕事や学業で重要なアプリを使っている
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古い周辺機器(プリンター、スキャナー、USBデバイス等)を使用している
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メーカー製PCで、25H2対応ドライバーが公開されていない
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過去のWindowsアップデートでトラブルを経験した
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PCのバックアップをしていない
このような場合は、不具合のリスクを減らすため「累積アップデートが数回出るまで待つ」のがベストです。
25H2へ「今すぐ更新しても良い」人の条件
逆に、以下に当てはまるなら早めに25H2へアップデートしても比較的安全です。
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ドライバーを最新にしている
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普段使っているアプリが25H2へ対応済み
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バックアップ環境がしっかりある
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新機能をいち早く使いたい
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何かあれば自分でトラブル解決ができる
私の環境が安定しているのも、OS・ドライバー・アプリを常に最新にしているためだと思われます。
結論:25H2は「急がず様子を見つつ、環境によって判断」が最適
25H2は新機能も増えて魅力的ですが、まだ初期段階での不具合報告が一定数あります。
とはいえ、私の環境のように問題なく動作するケースも多く、完全に避ける必要はありません。
最も安全なのは次のスタンスです。
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安定性を重視 → しばらく様子を見る
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最新環境を使いたい/対応デバイスが整っている → アップデートしてOK
自分のPC環境と用途を踏まえて、慎重に判断するのがベストです。

