近頃、自作PCユーザーやゲーマーの間で話題になっているのが、DDR5メモリの価格高騰。
2024年後半から2025年にかけて、16GB×2(32GB)セットで約5000円前後の値上がりが確認されています。
「では、SSDにも同じような値上げの波が来るのでは?」という不安を感じる方も多いでしょう。
この記事では、メモリ高騰の背景とSSDの今後の価格動向、そして「Acer GM6を今買うべきか」について、詳しく解説します。
■ なぜメモリ(DDR5)はこんなに値上がりしているのか?
メモリ価格が高騰している背景には、次のような要因があります👇
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① DRAMメーカーの減産
2023〜2024年にかけて、Samsung・SK hynix・Micronといった主要メーカーが一斉に生産量を抑制しました。これにより市場供給が減り、価格が上昇しています。 -
② AI需要の拡大
ChatGPTなど生成AIの普及により、高性能メモリ需要が急増。特にサーバー向けDDR5の需要が爆発的に伸びています。 -
③ 為替とインフレの影響
円安やエネルギーコストの上昇も重なり、日本国内では値上げ傾向が続いています。
■ SSDにも値上げの波は来るのか?
結論から言うと、SSDの価格も今後じわじわ上昇する可能性が高いです。
ただし、メモリほど急激ではないと見られています。
【SSD価格上昇の要因】
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NANDフラッシュの減産:メモリと同じく、主要メーカーが2024年に減産を実施。
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需要回復の兆し:PC出荷台数の回復、PS5やAIストレージ向けの需要増。
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物流・円安の影響:特に日本では輸入コスト上昇が価格に直結。
実際、2025年に入り一部の1TBクラスSSDが数千円ほど値上がりしている店舗も見られます。
価格比較サイトのトレンドを見ると、底値を打ったのは2024年夏〜秋頃で、今後は上向きに転じる流れです。
■ Acer GM6は「買い時」?それとも様子見?
AcerのPredator GM6(1TBモデル)は、Gen4対応の高コスパSSDとして人気ですが、
もし現在 1.5万円前後で購入できるなら、十分“買い”です。
以下の理由があります👇
✅ 1TB Gen4で1.5万円は依然として割安
他社の同クラス(Crucial P5 PlusやWD SN850Xなど)と比較してもコスパ良好。
✅ 今後のSSD高騰リスク
メモリ同様、在庫が減ると販売価格が跳ね上がる傾向。特に人気モデルはすぐに価格調整が入る可能性あり。
✅ 価格が下がる見込みは少ない
2024年がNAND価格の底だったと見られており、これ以上の大幅値下がりは期待しにくいのが現状です。
■ まとめ:SSDは「今のうちに買っておく」が正解
| 項目 | 現状 | 今後の見通し |
|---|---|---|
| DDR5メモリ | 高騰中 | さらに上昇の可能性あり |
| SSD(NAND) | 底値から上昇傾向 | 緩やかに値上がり予想 |
| Acer GM6(1TB) | 約1.5万円 | 買い時! |
今後AI・ゲーミング・動画編集需要の高まりで、ストレージ需要も再び増加すると考えられます。
よって、現状価格で気になっているSSDがあるなら、早めの購入がおすすめです。
✅ 最後にひとこと
PCパーツの価格は、「安い時に買う」よりも「必要な時に買う」が基本ですが、
今回のように明確な値上げトレンドが見えている場合は、今のうちに確保しておく方が賢明です。
特にAcer GM6のようなコスパSSDは、次回入荷時には価格が上がっている可能性もあるため、
購入を迷っている方は、今がラストチャンスかもしれません。

