「PayPayの残高が気づいたら1万円近く減っていた」「確認してみたらブロスタのパスが勝手に2個購入されていた」
このような相談は近年増えており、アプリ内課金の二重処理や通信エラー、不正アクセスなど複数の原因が考えられます。
本記事では、
・なぜブロスタのパスが勝手に購入されたのか
・PayPay残高が減ったときのチェックポイント
・不正利用の可能性の有無
・返金の可否や問い合わせ手順
・再発防止策
を詳しく解説していきます。
「とにかく原因を知りたい」「何をすれば返金されるのか知りたい」という方にも役立つ内容です。
■ ブロスタのパスが勝手に購入された時に考えられる原因
ブロスタのパスが本人の意思とは異なる形で購入されている場合、主に 4つの原因 が想定されます。
1. アプリ課金の二重処理(もっとも多い原因)
ゲーム内課金で最もよく起こるのが、
「自分では1回しかボタンを押していないのに、サーバー側が2回処理してしまう」
という事例です。
特に以下の状況下で多発します。
・通信状態が不安定なタイミング
・購入ボタンを押した直後に画面が固まる
・決済処理に時間がかかる端末
・アプリのアップデート直後
ユーザー側の操作ミスではなく、アプリ側の処理遅延・バグが原因のケースが多いのが特徴です。
2. PayPayの決済が何らかの理由で二重処理された
アプリ課金をPayPayで行う場合、
・通信エラー
・購入処理のタイムラグ
などにより、PayPay側が2回購入したように処理してしまうこともあります。
これはPayPayに限らず、電子決済では一定数報告されています。
3. 不正利用(アカウントの乗っ取り)
確率としては低いですが、
PayPayアカウントが不正アクセスを受けて勝手に決済される
という事例も存在します。
不正利用の可能性が高いのは以下のケースです。
・ブロスタ以外にも身に覚えのない決済がある
・PayPayのログイン履歴に不明な端末がある
・連携アプリに見覚えのないアプリが追加されている
・PayPayのパスワードが簡単 or 使い回し
一つでも当てはまる場合、不正利用の可能性を念頭に置きましょう。
4. 家族の誤操作(知らないうちに触られていたケース)
とくに子どもがスマホを触れる環境の場合、
「購入ボタン→認証なしで決済完了」
となる設定だと誤購入が発生しやすくなります。
特にPayPay連携の場合はワンタップで決済が走るため、念のため確認しましょう。
■ PayPay残高が勝手に減っていたときのチェックリスト
PayPayが勝手に使われたように見える場合、以下を必ず確認しましょう。
● 1. 取引履歴を詳細チェック
・いつ
・どのアプリで
・いくらの決済が行われたか
を必ず確認します。
アプリ内課金は「アプリ内決済」などの表記で表示されます。
● 2. PayPayのログイン履歴をチェック
不正アクセスの履歴がないか確認します。
もし不正な端末があれば、即パスワード変更が必要です。
● 3. 連携中のアプリを確認
身に覚えのないアプリに決済権限が付いていないかをチェックします。
● 4. ブロスタの購入履歴を確認
ゲーム内の購入履歴とPayPayの履歴が一致しているかを見ましょう。
一致していれば、二重購入の可能性が高いです。
■ 不正利用の可能性はどれくらい?判断ポイント
不正利用を疑うべきポイントは以下です。
・複数のアプリやサイトで課金が起きている
・PayPayの他の支払いも身に覚えがない
・ログイン履歴に不明なデバイス
・ブロスタ以外のアプリ内決済も行われている
1つでも当てはまる場合、すぐに PayPayの利用停止 → パスワード変更 → 問い合わせ を行うべきです。
逆に、
「決済はブロスタだけ」「しかも同じ商品が複数回」
という場合は アプリ側の二重課金の可能性がかなり高い です。
■ ブロスタ側で返金は可能?サポートへ問い合わせる方法
ブロスタを運営する Supercell は課金トラブル対応に比較的丁寧で、以下の条件で返金された例があります。
・明らかに同じ商品が重複して購入されている
・決済履歴が明確に誤購入である
・ユーザー側に故意がない
● Supercellサポートへの連絡手順
-
ブロスタを開く
-
設定 → サポートとヘルプ
-
問い合わせページを開く
-
課金関連 → 問い合わせフォームへ
問い合わせの際、以下を揃えておくとスムーズです。
・二重購入の日時
・どのアイテムが何個購入されたか
・PayPayの購入履歴スクショ
・すでにパスを持っていたこと(状況説明)
返金可否はSupercellの判断になりますが、二重購入の場合は対応されることもあります。
■ PayPay側の対処:不正取引かどうか調査してもらう
PayPayには「心当たりのない取引を調査してもらう」機能があります。
● 不正利用の問い合わせ手順
-
PayPayアプリを開く
-
取引履歴
-
該当取引をタップ
-
「問い合わせ」から報告
PayPay側が取引の真正性を調査し、場合によっては補償の対象となることもあります。
■ 再発防止のために必ずやっておくべき設定
アプリ内課金トラブルを防ぐには、次の設定が有効です。
● 1. スマホの「アプリ内課金制限」をONにする
iPhoneでもAndroidでも設定可能です。
これをONにすると、購入時に必ず確認が入ります。
● 2. PayPayに生体認証を設定
・顔認証
・指紋認証
をONにすることで誤購入を完全に防げます。
● 3. 定期的なログイン履歴チェック
不正利用に早く気づくことにつながります。
● 4. 購入時は通信環境の良い場所で
通信が不安定なときほど、課金が二重処理されやすくなります。
■ まとめ
PayPayの残高が突然減っており、ブロスタのパスが勝手に2回購入された場合、
もっとも多い原因はアプリ側の二重課金 です。
ただし、不正利用の可能性もゼロではないため、
・PayPayの取引履歴
・ログイン履歴
・ブロスタの購入履歴
を必ず確認し、必要であれば両方に問い合わせを行いましょう。
早めに行動すれば返金の可能性も高まります。

